無料お問い合わせはこちら
メニュー

玄関ドアの材質。アルミ・スチール・樹脂・木でどう違うか

玄関ドアの材質。アルミ・スチール・樹脂・木でどう違うか

玄関ドアの材質は、見た目だけでなく傷み方・手入れの方法・使ってはいけないものまで変わります。この記事では、アルミ・スチール・樹脂・木の4つについて、メーカーが公表している注意事項をもとに違いを整理します。

内容はYKK AP「使い方・お手入れガイド(玄関ドア)」にもとづきます。実際のお手入れは、必ずお使いの商品の取扱説明書に従ってください。

4つの材質の違い

材質主な劣化特に注意すること
アルミ白さび・点状の腐食熱を伝えやすい。塩分・排気ガスに弱い
スチール(鋼板)赤さび・色落ち「さび、腐食、色落ちに対する注意が必要」
樹脂変形・ひび割れ熱源を近づけない/殺虫剤を付着させない
腐食・そり雨・日光の影響を受けやすい

近年の玄関ドアは1つの材質でできているわけではありません。表面がアルミやスチールで、中に断熱材が入り、枠に樹脂が組み合わさる、という構成が一般的です。

アルミ:熱を伝えやすい

玄関ドアでもっとも使われている材質です。軽く、加工しやすく、赤さびは出ません。

弱点は熱を伝えやすいことです。断熱材が入っていないアルミドアでは、外気の冷たさ・暑さがそのまま室内側に伝わります。冬に触ると冷たく、夏は熱を持ちます(断熱タイプに替えると寒さは変わる?)。

この弱点への対策がアルミ樹脂複合枠です。YKK APは最上位のD50について「アルミ樹脂複合枠を採用。採光デザインにはトリプルガラスを採用し、トップクラスの断熱性能を実現しています」と公表しています。熱を伝えやすいアルミの経路を、樹脂で断つという考え方です(ドアリモ玄関ドアとは?)。

また、アルミも腐食しないわけではありません。白さびという形で表面が傷みます玄関ドアのさびは直せる?)。

スチール:さび対策が要る

メーカーは「さび、腐食、色落ちに対する注意が必要です。表面に汚れがついたら早めに洗い落としてください」としています。アルミより注意の度合いが高い材質です。

一方で、スチール製にはメーカーが手入れの方法を示しています。水や中性洗剤で艶や色あせが改善されない場合、研磨剤の入っていない鋼板に適したワックスの使用がすすめられています。ただし「ドア鋼板に適さないワックスは、変色や汚損の原因となりますので使用しないでください」という注意もあります。

樹脂:熱と薬剤に注意

枠や部材に使われます。熱を伝えにくいため、断熱性能を上げるうえで重要な材料です。

注意点はほかの材質と性格が違います。

  • 「ストーブやアイロンなどの熱源を近づけたり、触れたりしますと変形することがありますので、熱源を商品に近づけないでください」
  • 「樹脂表面に殺虫剤などの薬剤を塗布・散布し付着しないようにご注意ください。薬剤が付着するとひび割れやはがれが発生するおそれがあります」

玄関で殺虫剤を使う機会は少なくありません。ドアにかからないようご注意ください。

あわせて、ガラスの代わりに使われるアクリル・ポリカーボネート板についても「有機溶剤を含む、殺虫剤やガラスクリーナーは商品に付着しないようにしてください。ひび割れの原因になります」とされています。ガラスクリーナーが使えない部分があるという点は見落としやすいところです。

木:質感と引き換えに手入れが要る

木製ドアはさびませんが、雨と日光の影響を受けて腐食し、そり(反り)が出ます。そりが出ると閉まりにくくなり、隙間ができます。

お客様の声にも具体的な例があります。

気に入っていた木製ドアが20年近くたって腐食し、そりも出て鍵の調子も悪くなってきたから丁度変え時でした。雨や日光を気にせず掃除もしやすい、鍵・取手もしっかりして(います)

(2015年6月・千葉県)

木製ドアからの交換については木製の玄関ドアを交換したいで詳しく扱っています。

玄関ドアSHOPで選べる材質

取扱229商品はいずれもリフォーム用のカバー工法対応商品で、木製ドアの取り扱いはありません。木目に見えるものは木目調の仕上げです。

実際、取扱商品のカラーは48種類あり、そのうち多くが木目調です。もっとも多く採用されているのは次の3色です。

色名選べる商品数
ステインウォールナット(木目調)119
ドライチーク(木目調)111
ナチュラルオーク(木目調)86

1商品あたり平均5.9色(最大13色)から選べます。木の質感は欲しいが、手入れの手間は避けたいという方に向いた構成です。色の選び方は玄関ドアの色とデザインの選び方をご覧ください。

材質より効くのは「断熱材の有無」

ここが実務上の要点です。玄関ドアの性能を分けるのは、表面の材質より扉の中身と枠の構造です。

グレード構造の違い
アルミ仕様断熱材なし。枠ごと交換するため隙間風は解消される
断熱仕様扉の中に断熱材が入る
高断熱仕様枠とガラスの構造から変わる(アルミ樹脂複合枠・トリプルガラスなど)

グレードの選び方は玄関ドアの断熱グレードの選び方にまとめています。

よくある質問

今のドアの材質がわかりません

カバー工法では既存のドアのメーカーも材質も問いません。既存の枠に新しい枠をかぶせる方法のためです(玄関ドアのカバー工法とは?)。現場調査で状態を確認します。

木製ドアは扱っていますか

玄関ドアSHOPでは木製ドアのお取り扱いはありません。木目調の仕上げからお選びいただけます。

木目調は本物の木に見えますか

見え方の感じ方は人によって異なります。色は面積が大きいほど印象が変わるため、可能であれば各メーカーのショールームで実物をご確認ください(玄関ドアリフォームで後悔しないために)。

ガラスクリーナーは使えますか

ガラス部分には中性洗剤(1〜2%の水溶液)と柔らかい布が案内されています。アクリル・ポリカーボネート板にはガラスクリーナーを付着させないよう注意されていますので、材質が分からない場合は中性洗剤をお使いください。

まとめ

  • アルミは熱を伝えやすく白さびが出る。対策がアルミ樹脂複合枠
  • スチールはさび・色落ちへの注意が高い。研磨剤なしの鋼板用ワックスが案内されている
  • 樹脂は熱源と殺虫剤に注意。アクリル板にはガラスクリーナーを使わない
  • 木は腐食とそりが出る。当店の取扱は木目調で、木製ドアはない
  • 取扱カラーは48種類・1商品あたり平均5.9色。多くが木目調
  • 性能を分けるのは表面の材質より、断熱材の有無と枠の構造

今お使いのドアの材質にかかわらず、カバー工法で交換できます。玄関ドアSHOPでは無料の現場調査・採寸を承っていますので、お気軽にご相談ください。取扱商品は玄関ドアの商品一覧でご覧いただけます。

コラム一覧へ戻る