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電気錠の電池・停電・締め出し。使う前に知っておくこと

電気錠の電池・停電・締め出し。使う前に知っておくこと

電気錠は便利ですが、使い始めてから分かることもあります。電池交換、停電、締め出し、故障したときの費用。この記事では、実際に使っている方の声から選ぶ前に知っておきたい運用面を整理します。

製品の選び方は玄関ドアのスマートキーとは?3メーカーの電気錠と選び方で扱っています。この記事はその後の話です。

電池交換という手間が増える

率直な声があります。

ドアーの鍵がリモコン操作になったのは楽になったけど電池の交換等面倒な面も出てきたのは自分の考えがたりなかった。

(2021年12月・神奈川県)

「楽になったが、手間も増えた」という両面がそのまま書かれています。機械式の鍵にはなかった作業です。

押さえておきたいのは次の点です。

  • 電池が切れると動かなくなる:残量が減ると事前に知らせる仕組みが用意されている製品もあります
  • 本体だけでなくリモコン側にも電池がある:交換する箇所が複数になります
  • 寒さは電池の消耗に影響します:寒冷地では警告が出たら早めに(寒冷地の玄関ドア

電池切れに備えて手動キーを携帯しておくことが前提になります。これはどのメーカーの電気錠でも同じです。

停電のとき

電気錠は電池で動くため、停電しただけで即座に使えなくなるわけではありません。ただし製品によって構成が異なるため、停電時の動作は購入前に確認してください

いずれの場合も手動キーで解錠できる手段が用意されています。災害時は、電気錠かどうかよりドアそのものが開くかのほうが問題になります(台風・地震と玄関ドア)。

締め出しへの備え

自動施錠は閉め忘れを防げますが、鍵を持たずに出ると、そのまま閉め出されます

実際に、この点を考えて設定を選んだ方がいます。

簡易タッチキーはつけてよかったです。締め出しが怖いので自動施錠はO(FFにしています)

(2014年4月・千葉県)

自動施錠は設定で切り替えられます。ゴミ出しや荷物の受け取りで短時間だけ外に出る機会が多いご家庭では、OFFにしておくという判断もあります

逆に、小さなお子さんやペットがいて閉め忘れが心配な場合は、自動施錠が効きます小さな子ども・ペットがいる家の玄関ドア)。どちらが良いかはご家庭の使い方によります。

故障したときの費用

ここは見落とされやすい点です。電気錠は電子部品なので、機械式の鍵より故障の要素が増えます。

更改前の製品はトステムで、今と同じ電動ロックでした。しかし、これまでの運用20年間で、落雷誘導被害等で3回故障し、その度に5万円前後出費しています。さらに、つい最近故障し、リクシルの見積もり修理費用が15万円強でした。

(2023年1月・埼玉県)

この方は修理費が高額になったため、ドアごとの交換を選ばれています。同様の例はほかにもあります。

築18年で玄関ドアの電子錠システム(ドアは正常)が故障し、調査の結果、部品交換に高額を要するとのことであったため、玄関ドア全体をリフォームすることとしました。

(2023年6月・神奈川県)

「ドアは正常なのに電気錠だけ壊れた」という状況です。長い目で見ると、電気錠は本体より先に寿命が来る可能性があると考えておいてください(築20年・30年・40年で玄関ドアに起きること)。

それでも選ばれる理由

手間と費用の面を書きましたが、交換後の満足点として「鍵が便利になった」は94件(9.2%)で2位です(玄関ドアを交換すると何が変わる?)。

荷物で両手が塞がって居ても、リモコンキーが有ると、鍵を探す煩わしさから解放されました。

(2026年3月・千葉県)

交換後は部屋からリモコンで鍵の操作が出来るようになった点は足の悪い自分にとっては予定外に良かった。タグキーでは2つの鍵を1度の操作で開錠、施錠が出来るのも良い

(2024年5月・秋田県)

2ロックを1度の操作で施解錠できるのは、機械式にはない利点です。足元に不安のある方にも効いています(玄関ドアの交換で段差は増える?)。

スマートフォン連携は事前確認を

スマートフォンで施解錠できる製品もありますが、お使いの機種で使えるかは事前に確認してください

鍵をCAZAS+に変更しました カードは楽ですがiphoneでの利用が出来ないのは想定外でした。

(2022年7月・千葉県)

カギを持たなくてもスマホで施錠開錠ができる。ただし、ブルツゥースがうまく、接続できなくてすぐに反応しないことがある。

(2024年4月・岐阜県)

「想定外だった」という言葉が出ています。対応する機種・OS・通信方式は製品によって異なります。スマートフォン連携を目的に選ぶ場合は、必ず事前にご確認ください。

電気錠を選ぶかの判断

状況考え方
荷物を持って帰ることが多い効果が分かりやすい
閉め忘れが心配(子ども・ペット)自動施錠が効く
手や足に不安がある操作の負担が減る
防犯性だけが目的必須ではありません。2ロック・ディンプルキーは標準的(防犯性は交換で上がる?
費用を抑えたい電気錠なしという選択肢もある(安く抑えるには?
電池交換や機械の管理が苦手手間が増える点を踏まえて判断を

よくある質問

電池はどのくらいもちますか

製品と使用頻度によって変わるため、一律の期間はお示しできません。残量が減ると知らせる仕組みが用意されている製品もありますので、警告が出たら早めに交換してください。

電池が切れたら中に入れなくなりますか

手動キーで解錠できます。そのため、電気錠を使う場合も手動キーの携帯が前提になります。

自動施錠は後から切り替えられますか

設定で切り替えられる製品が一般的です。詳しくはお使いの商品の取扱説明書をご確認ください。

電気錠が故障したら修理してもらえますか

玄関ドアSHOPで承っているのは玄関ドアの交換工事です。部品のみの修理・交換のご依頼は承っておりません。メーカーの相談窓口または建築業者・工務店・販売店にご相談ください。

まとめ

  • 電池交換という手間が増える。本体とリモコンの両方にある
  • 手動キーの携帯が前提。電池切れ・停電に備える
  • 自動施錠は締め出しと表裏。設定で切り替えられる
  • 電気錠は本体より先に寿命が来る可能性がある。修理費が高額になった実例もある
  • それでも「鍵が便利になった」は交換後の満足点の2位(94件・9.2%)
  • スマートフォン連携は対応機種を事前に確認する。「想定外だった」という声がある

ご家庭の使い方によって、向き不向きが分かれます。玄関ドアSHOPでは無料の現場調査・採寸を承っていますので、お気軽にご相談ください。取扱商品は玄関ドアの商品一覧でご覧いただけます。

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