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玄関が暗いのは玄関ドアで変わる?採光デザインと明るさの決まり方

玄関が暗いのは玄関ドアで変わる?採光デザインと明るさの決まり方

日中でも玄関の照明をつけている。帰宅したとき玄関が暗くて気が滅入る。玄関が暗いのは、光を採り込む面が足りていないことが原因です。玄関ドアを採光デザインに替えると改善しますが、ドアの向きや周囲の状況によっては期待どおりにならないこともあります。この記事では明るさの決まり方と、ドアでできることを整理します。

玄関が暗くなる理由

多くの住宅で、玄関は次の条件が重なりやすい場所です。

  • 玄関ホールに窓がない:光の入口がドアだけになる
  • ドアに採光部がない:一枚板のデザインだと光がまったく入らない
  • 北向き・道路の反対側:直射日光が入りにくい
  • 庇(ひさし)やポーチが深い:ドアの前で光がさえぎられる
  • 隣家が近い:外からの光量そのものが少ない

つまり「光の入口の面積」と「外から届く光の量」の掛け算で決まります。ドアの交換で変えられるのは前者だけ、という点が判断の起点になります。

採光の入れ方は4通り

玄関ドアSHOPでは、デザインから商品を絞り込めます。採光に関わるのは次の4種類です。

デザイン特徴
上部採光ドアの上側から採光。外からの視線が届きにくい
スリット採光細長い採光。意匠性と明るさを両立しやすい
小窓採光採光量は控えめ。来訪者の確認にも使える
全面採光もっとも明るい。視線や日差しへの配慮が要る

扉だけでなく「袖」と「ランマ」も使える

見落とされやすいのがここです。LIXILは「子扉や袖だけでも、玄関は明るく快適に変わります」と説明しています(出典:LIXIL リシェント玄関ドア3「採光」)。

片袖・両袖タイプは扉の横に固定の採光窓が付きます。ランマ付きなら扉の上にも光の面が増えます。扉本体に大きなガラスを入れるのは抵抗がある、という場合でも採光を確保できるということです。タイプの違いは玄関ドアの種類は4タイプ。片開き・親子・片袖・両袖の違いと選び方をご覧ください。

ただし袖付きは今より広い間口が必要です。カバー工法では既存の開口部が制約になるため、現場調査で選べるかを確認します。

採光を増やしても暗いままのケース

ケース理由
庇やポーチが深いドアの前で光がさえぎられている。ドア側を変えても届く光が増えにくい
北向きで隣家が近いそもそも外からの光量が少ない
玄関ホールが奥に長いドアから入った光が奥まで届かない
ドアの正面に塀や物置がある光がさえぎられている

この場合は、玄関ホールの窓を増やす・照明を見直すといった別の手当てのほうが効きます。玄関ドアの交換で解決できる範囲を先に見極めておくと、期待とのズレを防げます。

明るくすると同時に考えること

外からの視線

採光面が大きいほど、外から中が見えやすくなる可能性があります。ガラスの種類(型ガラスなど)で視線を遮る方法もありますので、気になる場合は現場調査の際にご相談ください。

防犯

ガラス部分には安全合わせガラスを採用したものがあります。「2枚のガラスの間に特殊中間膜を挟み込み、一般的なガラスと比べ耐貫通性に優れています」とメーカーが公表しており、採光と防犯は両立できます(出典:LIXIL リシェント玄関ドア3「防犯」)。あわせてセキュリティサムターンを使うと、ガラスを破られた場合のサムターン回し対策になります(玄関ドアの防犯性は交換で上がる?)。

断熱

ガラス部分は扉の面材とは構造が違うため、同じグレードの中でもデザインによって性能は変わります。上位グレードではガラス自体も断熱性の高いものが使われます(玄関ドアの断熱グレードの選び方)。

夏の日差し

採光面が大きいほど日射も入ります。西向きの玄関では夏の暑さにも関わるため、夏の玄関が暑いのはなぜ?西日・熱のこもりと玄関ドアでできることもあわせてご覧ください。

色でも印象は変わる

採光量そのものは変わりませんが、明るい色のドアは玄関の印象を軽くします。逆に濃い色は落ち着きが出る一方、暗く感じられることがあります。外壁との組み合わせで決める考え方は玄関ドアの色とデザインの選び方で扱っています。

なお、足元が見えにくいことによるつまずきが気になる場合は、明るさだけでなく段差の話もあわせてご確認ください。カバー工法では下枠の段差が大きくなるため、玄関ドアの交換で段差は増える?バリアフリーの視点で見る下枠で扱っています。

よくある質問

今のドアに採光部を後から付けられますか

採光部はドア本体の構造に組み込まれているため、後付けはできません。交換時にお選びください。

全面採光にすれば確実に明るくなりますか

光の入口は最大になりますが、外から届く光が少ない立地では効果が限られます。庇が深い、北向きで隣家が近いといった条件がある場合は、現場調査の際にご相談ください。

採光デザインは価格が上がりますか

ガラスを使うぶん、同じシリーズ・同じグレードであれば上がる傾向があります。価格の全体像は玄関ドアリフォームの費用相場をご覧ください。

まとめ

  • 玄関の明るさは「光の入口の面積」×「外から届く光の量」で決まる。ドアで変えられるのは前者
  • 採光デザインは上部・スリット・小窓・全面の4種類
  • 扉本体だけでなく、袖やランマでも採光を確保できる
  • 庇が深い・北向きで隣家が近いといった条件では、ドアを替えても効果が限られる
  • 視線・防犯・断熱・夏の日差しとあわせて考える。安全合わせガラスなら採光と防犯は両立できる

どの採光デザインを選べるかは既存の開口部の寸法によって決まります。玄関ドアSHOPでは無料の現場調査・採寸を承っていますので、お気軽にご相談ください。取扱商品は玄関ドアの商品一覧でご覧いただけます。

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