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積雪・凍結のある地域の玄関ドア。雪国で起きることと備え

積雪・凍結のある地域の玄関ドア。雪国で起きることと備え

雪の多い地域では、玄関ドアに「寒さ」以外の負担がかかります。下枠まわりの凍結、吹きだまり、つらら、開閉時の雪の入り込みです。玄関ドアSHOPのお客様の声にも「寒冷地のため玄関が凍結し寒かったので、今回の断熱仕様ドア工事の依頼となります」(2021年8月・山梨県)という記述があります。この記事では、積雪地で起きることと、玄関ドアの交換で変わる範囲を整理します。

積雪地で玄関ドアに起きること

起きること交換で変わるか
ドア本体・枠が冷える断熱仕様で抑えられる
室内側の結露・凍結抑えられる(なくなるとは限らない)
下枠まわりに雪・氷がたまるドアでは解決しない
つららの落下庇の問題(玄関の庇が短い・ない
隙間風枠ごと交換で解消

「雪が多い場所なので断熱ドアに取り替えることができて良かったです。ドアを変えたことによって以前より玄関前の雰囲気が明るくなりました」(2020年9月・北海道)のように、断熱と明るさの両方を得た例があります。

⚠ 交換直後の冬に結露が出ることがある

ここは正確にお伝えしておきたい点です。断熱仕様にしても、条件によっては結露します。

「新しいドアは快適と言いたいところだが出来上がった日が厳寒で結露凍結が酷く残念ではあったが春になって当然結露はないので今はいいけど来年の冬が心配です」(2023年3月・北海道)という声があります。厳寒期に工事をすると、室内外の温度差が大きい状態で使い始めることになります。

結露はドアの断熱性能だけでなく室内の湿度と換気で決まります。断熱仕様にすると室内側が冷えにくくなり結露は抑えられますが、湿度が高ければ発生します(玄関ドアの結露はなぜ起きる?カビを防ぐ対策と断熱ドアの効果)。

寒冷地断熱仕様は115点

区分取扱数価格(工事費・税込)
アルミ仕様25点244,700〜359,000円(中央値308,000円)
一般断熱仕様89点275,400〜1,258,300円(中央値351,700円)
寒冷地断熱仕様115点302,900〜581,700円(中央値395,900円)

取扱229商品でもっとも多いのが寒冷地断熱仕様です。一般断熱仕様との中央値の差は約4万4,000円で、30万円未満の寒冷地断熱仕様はありません玄関ドアの交換は30万円で何が選べる?20万円台22点・30万円台149点の中身)。

YKK APはドアリモの熱貫流率を公表しており、寒冷地向けのD2仕様は1.75〜2.52、一般地向けのD4仕様は1.95〜2.99 W/(m²・K)です。⚠ 範囲が重なるため、グレードを1段上げれば必ず数値が下がるという関係ではありません玄関ドアの断熱リフォーム|熱貫流率で見るグレードの違いと寒さへの効果)。

ドアでは解決しないこと

工事の時期

カバー工法は標準的な条件で最短1日ですが、積雪期は足場や搬入の条件が変わることがあります。北海道の声のように厳寒期の工事は結露の出やすい時期に使い始めることにもなります。

時期は「季節」より補助金の期限からの逆算で決めるほうが実務的です(玄関ドアの交換はいつがいい?季節より効く「逆算」と補助金の期限)。⚠ 積雪期の施工可否は現場によるため、現場調査の際にご確認ください。

よくある質問

寒冷地断熱仕様でないとだめですか

お住まいの地域と住宅の断熱性能によります。LIXILも「玄関ドアの断熱性能は、お住いの地域に合わせてお選びください」と案内しています。判断は現場調査の際にご相談ください。

雪でドアが開かなくなることはありますか

外開きの場合、積雪や吹きだまりで開けにくくなることがあります。これはドアの性能ではなく除雪の問題です。開く向きの変更可否は既存の枠と商品によるため、現場調査でご相談ください。

凍結して鍵が回らないことがあります

凍結が原因の場合、無理に回すと鍵や錠を傷めます。対処と、やってはいけないことは玄関ドアの鍵が回らない・重い。原因の切り分けとやってはいけないことをご覧ください。

まとめ

  • 積雪地では寒さのほかに凍結・吹きだまり・つららが加わる
  • 断熱仕様で本体の冷えと隙間風は改善する。下枠まわりの雪やつららはドアでは解決しない
  • 厳寒期に使い始めると結露が出やすい。結露は湿度と換気にも左右される
  • 寒冷地断熱仕様は115点で取扱最多。中央値395,900円、30万円未満は無い
  • D2とD4は熱貫流率の範囲が重なる。1段上げれば必ず数値が下がるわけではない

適した仕様は地域と住宅の状態で変わります。玄関ドアSHOPでは無料の現場調査・採寸を承っていますので、お気軽にご相談ください。

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