玄関ドアの電池交換のやり方。LIXIL・YKK AP・三協アルミの電池の種類と交換時期

玄関ドアの電気錠の電池交換は、ドア本体の電池ボックスとリモコンキーの2か所です。メーカーの公表では、LIXIL・YKK APの電池式のドア本体は単3形アルカリ乾電池を8本または4本使い、交換の目安は約1年です。この記事では、リシェント玄関ドア3・ドアリモ・ノバリスの電気錠について、公式情報で確認できた電池の種類と交換手順を整理します。
玄関ドアSHOPの商品は、メーカーごとに確認できます。
交換の前に、電池式かどうかを確かめる
電気錠には、電池で動く電池式と、建物の電源につなぐ配線式(AC100V式)があります。LIXILは「電池フタがついていない場合は、電池式の電気錠ではありません。配線式(AC100V式)のためドア本体の電池を交換する必要はありません。」としています。
キーにも電池の要らないものがあり、YKK APは「タグキーには電池が入っておりません。」としています。
メーカー別の電池の種類と交換時期の目安
ドア本体の電池です(2026年10月確認)。
| 電気錠 | 電池 | 交換の目安 |
|---|---|---|
| LIXIL 電池式の電気錠(リシェント玄関ドア3のFamiLockなど) | 単3形アルカリ乾電池 8本(もしくは4本) | 約1年 |
| YKK AP スマートコントロールキー(電池式) | 単3形アルカリ乾電池 4本(リチウム乾電池も可) | 約1年(1日10回操作した場合) |
| 三協アルミ e・エントリー DCタイプ | アルカリ乾電池単三形 8本 | 公式の資料では確認できなかった |
| 三協アルミ e・エントリー SLタイプ | リチウム電池CR123Aタイプ | 両側4本で約1年、片側2本で約6か月(1日10回の解施錠などの条件) |
リモコンキーの電池です。
| キー | 電池 | メーカーの案内 |
|---|---|---|
| YKK AP リモコンキー(スマートコントロールキーなど) | CR2032 コイン形リチウム電池 1つ | 目安は1年または2年(キーの種類による) |
| 三協アルミ SLタイプのリモコンキー | CR2032 1個 | 交換方法は同梱の取扱説明書 |
| LIXIL 簡易タッチキーシステム用のリモコンキー | CR2032 | FamiLockのリモコンは確認できなかった(取扱説明書で確認) |
交換時期のサイン
LIXILの電気錠は、残量が減るとリーダーの電池マークが点滅し、ブザーが5回鳴ります。切れると電池マークが点灯し、長いピー音になります。リモコンキーは、赤いランプの3回点滅や点灯で交換時期を知らせます。
三協アルミのSLタイプは、アプリで残量を確認でき、「電池切れの前にはアラームも鳴る」とされています。YKK APの警告の出方は確認できませんでした。
冬は早めの交換が勧められています。LIXILは「電池は冷えると電圧が低下する特性があり、交換時期でない場合も電池切れのお知らせがなく電池が切れる場合があります。」としています。寒い地域の備えは寒冷地の玄関ドア。凍結・結露・積雪への備えで扱っています。
ドア本体の電池の交換手順
LIXIL(リシェント玄関ドア3のFamiLockなど)
- 電池フタのねじを緩めます(ねじは無理に引っ張らない)
- 電池フタを外します
- 古い電池をすべて取り出し、新品の乾電池8本を入れます
- 電池フタを閉め、ねじを締めます
YKK AP(ドアリモのスマートコントロールキー電池式)
電池ボックスの形は2種類あり、手順はFAQの図と動画で案内されています。注意点は次のとおりです。
- 4本すべてを新品にする(古い電池だと電池消耗警告が消えないことがある)
- 電池ボックス内の表示に合わせて+と-を入れる
- 電池の脱着に金属製のドライバーなどを使わない
三協アルミ(ノバリスのe・エントリー)
DCタイプは、メーカーの手順書で次の4段階が示されています。
- 電池フタのねじをゆるめます
- 電池ボックスから電池フタをはずします(固い場合はマイナスドライバーなどで)
- 古い電池をすべて取り出し、新品の電池8本をラベルの向きに合わせて入れます
- 上部のツメを引っかけてフタを閉め、フタを押さえながらねじを締めます
SLタイプは扉に付けたまま電池ホルダーごと交換できます。
電池を選ぶときの注意
- 全部を同時に新品に替える:新旧や種類・銘柄の違う電池を混ぜない。液漏れなどのおそれがあると3社とも案内しています
- 指定以外の電池を使わない:YKK APは充電式とマンガン乾電池を使わないよう、三協アルミのSLタイプは充電池を使わないよう案内しています。三協アルミのDCタイプは、アルカリ乾電池以外では「急に電池切れになるおそれがあります」としています
例外はLIXILで、低温での電池切れが心配な場合は「エネループ」(スタンダードまたはプロ)も検討できるとしています。他社の電気錠には当てはめないでください。
交換しても動かないとき
LIXILは、リモコンの電池を替えても動かない場合は「扉本体側の電池が切れている可能性があります」としています。三協アルミはDCタイプについて、リモコンの電源OFFと電池ボックス内の汚れを確かめるよう案内しています。
それでも動かない場合は、施工した業者かメーカーの修理窓口にご相談ください。中に入れない場合は玄関ドアが開かないときに確かめること。鍵・ドアガード・電気錠と連絡先の考え方をご覧ください。
電池式と配線式
交換後の声です。
タグキーでは2つの鍵を1度の操作で開錠、施錠が出来るのも良いと思います。ドア側の電源が電池な点を改善出来ればなお良いですね。
(2024年5月・秋田県)
隠蔽配線もかない、電池切れの心配もないところもとても満足しています。
(2023年4月・兵庫県)
配線式はドア本体の電池交換が要らない代わりに、電源の配線が要ります。選べるかは現場調査・お見積りの際にご確認ください。電気錠の全体像は玄関ドアのスマートキー(電子錠・電気錠)とは?3メーカーの違いと選び方をご覧ください。
この記事の手順・仕様の出典:LIXIL Q&A(電気錠の電池交換)、YKK AP よくあるお問い合せ(電池交換)、三協アルミ お客様相談室だより(e・エントリーの電池交換)、三協アルミ e・エントリーSLタイプ よくあるご質問(いずれも2026年10月確認)。お使いの製品の取扱説明書もあわせてご確認ください。
よくある質問
電池を替えるとキーの登録は消えますか
YKK APは「電池交換を行ってもリモコンキーの登録はクリアされません。」としています。三協アルミのSLタイプのリモコンキーも再設定は不要とされています。LIXILの記述は確認できませんでした。
リモコンキーの電池を自分で替えられません
YKK APは、時計の電池交換に対応する店舗で有料で交換できると案内しています。ほかのメーカーは施工した業者かメーカーの窓口にご相談ください。
電池が切れたら家に入れませんか
3社とも、手動のカギで施解錠できると案内しています。電池切れ・停電・締め出しへの備えは電気錠の電池・停電・締め出し。使う前に知っておくことで扱っています。
あわせて読みたい記事:玄関ドアの鍵(電気錠)が反応しない。登録・通信・ブザー音・ランプ点滅の確かめ方、玄関ドアのオートロック(自動施錠)の仕組み。設定の切り替え・締め出し対策と後付け型
まとめ
- 電池はドア本体とリモコンキーの2か所。電池フタのないLIXILの電気錠は配線式
- ドア本体はLIXILが単3形8本(もしくは4本)、YKK APが単3形4本、三協アルミDCタイプが単三形8本
- 交換の目安は約1年(LIXIL・YKK AP・三協アルミSLタイプの両側4本)
- 寒さでお知らせなしに切れることがある。冬の前に交換する
- 全部を同時に新品に替える。充電式を使えるかは製品で違う
電気錠の仕様は、お選びいただくドアと現場の条件によって変わります。玄関ドアSHOPでは無料の現場調査・採寸を承っていますので、電気錠をご検討の際は最初にお申し付けください。