玄関ドアは性能とデザインのどちらを先に決める?選び直しを防ぐ順番

玄関ドアを選ぶとき、「性能(断熱グレード)」と「デザイン・色」のどちらを先に決めるかで、選び直しになるかどうかが変わります。玄関ドアSHOPでは性能を先に決めることをおすすめしています。この記事では、その理由を取扱229商品の実測データで示し、逆の順番だと何が起きるかを整理します。
デザインから決めると起きること
「このデザインがいい」と決めてから断熱グレードを上げようとすると、そのデザインに上位グレードの設定が無いことがあります。実際の分布を見ると分かります。
| デザイン | 総数 | うちアルミ仕様 |
|---|---|---|
| 板張り調 | 72点 | 2点 |
| プレーン | 34点 | 0点 |
| 鋳物飾り | 34点 | 0点 |
| プレミアム | 10点 | 0点 |
| 全面採光 | 29点 | 15点 |
| スリット採光 | 104点 | 12点 |
つまり「アルミ仕様で費用を抑えたい」と決めていると、プレーン・鋳物飾り・プレミアムは選べません。板張り調も2点だけです。デザインを先に決めていた場合、ここで選び直しになります。
逆方向もあります。白(ホワイト)は229点中10点で、すべてアルミ仕様です。「白がいい」と決めると断熱仕様は選べません(白い玄関ドアはある?取扱10点はすべてアルミ仕様)。
性能から決めると選択肢が残る
| 先に決める仕様 | 残る商品 |
|---|---|
| アルミ仕様 | 25点 |
| 一般断熱仕様 | 89点 |
| 寒冷地断熱仕様 | 115点 |
断熱仕様(一般+寒冷地)を選べば204点が残ります。この中から色・デザインを選ぶほうが、選択肢は広くなります。色は48色、デザインは9区分あります(玄関ドアのデザイン9区分。商品数と価格帯で見る選び方、玄関ドアの木目色の選び方)。
費用差は思ったより小さい
「性能を上げると高くなるから、デザイン優先で安く」と考える方がいますが、同一デザインでグレードを1段上げる差額は約1万〜4万円です。工事費込みで30万円台の買い物に対する差としては大きくありません。
| 区分 | 中央値 |
|---|---|
| アルミ仕様 | 308,000円 |
| 一般断熱仕様 | 351,700円 |
| 寒冷地断熱仕様 | 395,900円 |
区分をまたぐと中央値で約4万4,000円ずつ動きます。⚠ ただしこれは同じデザインどうしの差ではなく、区分ごとに揃っているデザインの構成の違いも含みます(玄関ドアの交換費用はいくら?、玄関ドアの交換は30万円で何が選べる?)。
デザインを優先してよい場合
常に性能が先というわけではありません。次の場合はデザインを優先しても矛盾しません。
- 交換の目的が見た目の刷新:寒さ・結露が動機でないなら、性能を上げる必要は薄くなります
- 玄関が居室と扉で仕切られている:断熱の体感が変わりにくい間取りです(玄関ドアの断熱リフォーム)
- 温暖な地域で、玄関ホールに窓がない
お客様の声でも、交換前の困りごとは経年劣化218件・開閉146件・見た目71件が上位で、寒さは63件です。寒さが動機でない方のほうが多いのが実情です(玄関ドアを交換した1,017人は何に困っていたか)。
決める順番
- 交換の目的を1つに絞る(これが性能の要否を決めます)
- ドアタイプを確認する(既存の開口部でほぼ決まります)
- 断熱グレードを決める
- デザインと色を選ぶ
- 鍵を決める
手順の詳細は玄関ドアの選び方とおすすめ。5つのステップで229商品から絞り込むをご覧ください。
よくある質問
気に入ったデザインに断熱仕様がありません
近いデザインで断熱仕様のある商品を探すことになります。デザイン区分ごとの商品数は玄関ドアのデザイン9区分にまとめています。
性能とデザインの両方を取れませんか
断熱仕様204点の中に、9つのデザイン区分すべてが含まれます。アルミ仕様に絞らなければ、両立できないことは少なくなります。
色は最後でよいのですか
色は取り付け後に変えられないため重要ですが、先に決めると商品が絞られます。1商品あたり平均5.9色から選べるので、商品を絞ってから色を見るほうが手戻りがありません。
まとめ
- プレーン・鋳物飾り・プレミアムにアルミ仕様は0点。板張り調も2点だけ
- 白は10点ですべてアルミ仕様。色から決めても選び直しになる
- 断熱仕様を先に選べば204点が残る。この中から色・デザインを選ぶ
- グレード1段の差額は約1万〜4万円。30万円台の買い物としては大きくない
- ⚠ ただし寒さが動機でないならデザイン優先も矛盾しない。声でも寒さは63件で上位ではない
目的が決まれば、あとの手順は自動的に決まります。玄関ドアSHOPでは無料の現場調査・採寸を承っていますので、迷っている段階でもご相談ください。