片袖タイプの玄関ドアとは?対応寸法・向いている玄関・袖は開かないという注意点

片袖(かたそで)タイプの玄関ドアは、開閉するドアの片側に固定のガラス面(袖)が付いた形です。玄関が明るくなり、外観の間口が広く見える一方で、袖は開かないため通れる幅は片開きと変わりません。この記事では、片袖タイプの対応寸法、向いている玄関、選ぶときに間違えやすい点を、取扱229商品の実測データをもとに整理します。両袖タイプは両袖タイプの玄関ドア。対応幅1,030〜1,950mmと、片袖との違いで扱っています。
片袖タイプとは
玄関ドアは開く部分と固定部分の組み合わせで4タイプに分かれます。片袖は「開くドア1枚+固定の袖1枚」の構成です。4タイプの全体像は玄関ドアの種類は4タイプ。片開き・親子・片袖・両袖の違いと選び方で扱っています。
| タイプ | 構成 | 対応する幅(実測) |
|---|---|---|
| 片開き | ドア1枚 | 568〜982mm |
| 親子 | ドア+開く子扉 | 781〜1,496mm |
| 片袖 | ドア+固定の袖 | 872〜1,466mm |
| 両袖 | ドア+固定の袖2枚 | 1,030〜1,950mm |
玄関ドアSHOPの取扱229商品のうち、188点が片袖を含む4タイプすべてに対応しています(2026年8月時点)。片袖タイプの商品は片袖タイプの玄関ドア一覧でご覧いただけます。
片袖が向いている玄関
- 今も片袖タイプが付いている玄関:カバー工法では既存の開口部に合わせるため、同じタイプへの交換がもっとも自然です
- 玄関ホールが暗い:袖はガラス面なので、片開きより採光面積が大きくなります。「以前と同じ両袖タイプを取り付けていただきましたが、とても光が入るようになり明るくなりました」(2015年3月・東京都)という声は、袖付きの採光効果の例です
- 間口が872mm以上あり、外観に広がりを持たせたい:袖が付くぶん、玄関まわりの印象が大きくなります
間違えやすい3つのこと
1. 袖は開かない
片袖の袖は固定されたガラス面で、開閉できません。通れる幅は開くドア1枚分だけで、片開きと同じです。大きな荷物の搬入や、将来の車椅子の通行を考えて幅を確保したい場合は、片袖ではなく子扉が開く親子タイプを検討してください(親子ドアとは?子扉の役割・対応寸法・後悔しやすい点)。
2. 片開きから片袖へは変えられないことがある
カバー工法は既存の枠の内側に新しい枠を取り付ける工法です。今の開口部より広い幅が必要になる変更(片開き→片袖など)は、開口に収まらなければ選べません。壁を壊して開口を広げる工事は、玄関ドアSHOPのカバー工法の範囲外です。今の玄関でどのタイプが選べるかは、現場調査で確認します(うちの玄関ドアは交換できる?対応サイズと測り方)。
3. 袖のガラスは「見える」
袖のガラスは採光のためのものなので、夜に玄関の灯りをつけると外から人影が分かることがあります。ガラスの種類(型ガラス・すりガラス調)によって見え方は変わります。気になる場合は、袖のガラス仕様を商品ページで確認してください。
片袖と両袖・親子の違い
「袖付き」には片袖と両袖があり、似た目的で親子タイプと比較されることも多いため、違いを整理します。
| 比較点 | 片袖 | 親子 |
|---|---|---|
| ドア以外の部分 | 固定のガラス面(開かない) | 開く子扉 |
| 通れる幅 | ドア1枚分 | 子扉を開けば広がる |
| 明るさ | 袖全体が採光面になりやすい | 子扉の採光部は限られる |
| 対応する幅 | 872〜1,466mm | 781〜1,496mm |
両袖はドアの両側に袖が付く構成で、対応幅は1,030〜1,950mmです。もっとも開放感がありますが、そのぶん間口が必要になります。片袖と両袖のどちらになるかは、既存の開口部の幅でほぼ決まります。
判断の軸はひとつで、「幅を広げて通りたいのか、光を取り込みたいのか」です。前者なら親子、後者なら片袖・両袖が目的に合います。両方が目的なら親子ランマ付や、親子+採光デザインの組み合わせを検討してください。
価格の目安
片袖は片開きより使う材料が多いため、同じ商品でも価格は上がる傾向があります。金額は商品とサイズで決まりますので、片袖タイプの一覧から商品ページでご確認ください。価格の全体像は玄関ドアの交換費用はいくら?リフォーム費用相場を229商品の実価格で解説で扱っています。
よくある質問
片袖と親子はどちらが明るいですか
一般に片袖のほうが明るくなります。袖は全体がガラス面になる商品が多いのに対し、親子の子扉はドアと同じ面材で、採光部は限られるためです。明るさの決まり方は玄関が暗いのは玄関ドアで変わる?採光デザインと明るさの決まり方をご覧ください。
片袖の袖を左右どちらにするか選べますか
基本は今の玄関と同じ側になります。左右を入れ替えられるかは既存の枠と商品によるため、現場調査でご相談ください。
片袖にランマを付けられますか
4タイプそれぞれにランマ付の設定があります。開口部の高さが2,453mmを超える場合はランマ付が必要になります(ランマ付き玄関ドアとは?高さの目安と、無くすと暗くなる理由)。
まとめ
- 片袖は「開くドア+固定の袖」。対応幅は872〜1,466mm、188点が対応
- 袖は採光のためで開かない。通れる幅は片開きと同じ
- 荷物の搬入や車椅子の通行が目的なら親子タイプ
- 今の開口部より広いタイプへの変更は、開口に収まらなければ選べない
- 袖のガラスは外から人影が分かることがある。ガラス仕様を確認する
どのタイプが選べるかは既存の枠の寸法で決まります。玄関ドアSHOPでは無料の現場調査・採寸を承っていますので、お気軽にご相談ください。